今年4月より、夜間診療をメインにやっております獣医師の紺野です。こんばんは。
あまり日中にお目にかかる機会が多くない為、たまに昼間の診療に入っていますと、「あら、先生?新人さん?」とよく尋ねられます。
フレッシュな、隠しキャラ!、ということでお見知りおきください。笑
梅雨も明け、本格的な夏が来ました。
夜間診療も周知されてきており、一晩で、多いときには10件以上・・・
・・・この四ヶ月間だけで、夜間に来院された患者はもう500件近くに達します。
そうです。実は夜間診療って、多いんです。
この地域で夜も対応してくれる病院がほとんど無いというのも原因ですが、とにかく多いと感じています。
診察、検査、治療処置を、全て自分一人でこなしている私としては、緊急患者が立て続けに来院されるというのが、正直、結構しんどいんです・・・・・・
混雑してしまった時は、私が緊急性を瞬時に見極めて、危険なコから順番に対応を取ります。
どうしても重症患者に手が離せないときは、不本意ながらも朝を待ってもらうという判断もさせてい頂きます。
どうか飼い主様には、焦る気持ちを抑えて頂き、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。
本当に緊急かどうかは、やはり検査してみないと判らないというのも事実です。
ご不安に思い、私の夜間を頼りに来院された患者達には、全員が安心した夜を過ごしてもらいたいので、どんな些細な症状でも受診していただきたいです。
でも、混んでたらすみません!
今回のブログは、それが言いたかったのです。
そんな夜間診療・・・・
飼い主様向けに、セミナーを開催します。
これまで来た症例を分析すると・・・
受診数は多いが、結果としては緊急性は低かったもの。
受診数は少ないが、緊急性は高く、処置に時間を要し、一刻も許されないため他の緊急外来をお断りせざるを得ない、本当の緊急症例。
・・・の二つに分類できます。
飼い主様のご不安を考えれば、病気に優先順位などつけられないのですが、こういった内容をお話できればと思いますので、是非お時間のある方は病院まで足をお運びください。
因みに当セミナーは定期的に開催していく予定です。
回数を重ねるごとに、バージョンアップしていきたいと思いますので、ご質問等は遠慮なくお願いいたします。
