暖かい季節に気を付けたい3大寄生虫
ノミ
ノミは草むらだけではなく、室内のカーペットやソファなどに生息し、犬の体に飛び移って寄生します。
ノミが吸血した際の唾液によるアレルギー反応で、『ノミアレルギー性皮膚炎』を発症することがあり、
かゆみや赤み、湿疹、脱毛などの症状があらわれます。

ダニ
ダニが原因で犬によくみられるのが「マダニによる寄生」です。
マダニは犬の体温や二酸化炭素に反応し体に飛び移り、目や口、肛門周りなど、
皮膚の薄い部分に寄生して吸血します。
かゆみは少ないものの、皮膚炎をおこしたり、数が多いと貧血になったりすることも・・・・
さらに、ミミヒセンダニが耳道に寄生する「耳疥癬省(みみかいせんしょう)」も犬に多い病気です。
黒い耳垢が特徴で激しいかゆみで、耳をしきりにかいたり、頭を振ったりといったしぐさがみられます。

蚊(フィラリア症)
蚊がもたらす病気といえば、フィラリアにかんせんした蚊に吸血されることで犬が感染する
『フィラリア症』があります。
フィラリアの成虫は犬の心臓にすみつくため、感染すると、心臓の機能が低下し、
咳が出たり運動を嫌がったりすることも。
重症化すると命の危険もあるため、注意が必要です。
