
とろけてしまいそうな暑さも少し和らぎ、お盆の時期となりました。
病院は通常通り毎日診察しておりますので、動物たちの様子に何か心配なことが
あれば気づいた時点での早めの診察をお願いいたします(。-人-。)
さて、
本日は当院でも来院されることの多い症例、誤食(ごしょく)についてお話ししたいと思います( ゚Д゚)!!
アニコム損保の発表では、年間20万件もの誤食事故が発生していると推測されるそうです(゚Д゚;)!!
昨今、ネギ類やチョコレートを与えてはいけないことは飼い主様の間には十分に
理解されるようになってきました😊
しかし💡他にも中毒を引き起こす原因となるものも多くありますので代表的なものをいくつかお教えします🐈🐕
①キシリトール入りのお菓子🍬・・・嘔吐、下痢、けいれん、重度の低血糖などを引き起こすことがあります。
②ブドウ、レーズン🍇・・・・・・・嘔吐や、急性腎不全を起こすことがあります。症状を引き起こす摂取量が明らかになっておらず個体差が大きいようです。わんちゃんがわずか10g(ぶどう一粒程度)を食べて急性腎不全を起こしたという報告があります。
➂生の魚介類🐡くコ:彡・・・・・・・嘔吐、下痢、消化不良、ビタミンB₁欠乏症(重度の場合、後肢麻痺やけいれん発作など重篤な症状を表すことがあります)長期間、大量に食べ続けることで起こりやすいです。
➄ナッツ類・・・・・・・・・・・・消化が悪く、下痢や嘔吐を起こします。またマグネシウムを多く含んでいるため結石形成の原因となります。マカデミアナッツは毒性が強く、より注意が必要です。
⑥骨🍖(特に鶏の骨)・・・・・尖った骨で口かの中や消化管内を傷つける恐れがあります。
➆観葉植物や花🌷・・・・・・・毒性のあるものもありますので注意が必要です。(チューリップ、ユリ、シクラメンなど)
他に多いものでは人用の医薬品や殺虫剤、お菓子の乾燥剤、玉ねぎやネギと一緒に煮込んだ料理のお肉(すき焼きなど)も
誤食してしまうことが多いようです😢
誤食をしてしまった場合には、食べたものの種類や量、食べてからどれくらい経ったかをしっかりと把握していただき直ぐにご連絡頂ければと思います(^^) 食べてから時間が経っていない場合であれば吐かせることもできる物もありますので誤食の際は様子を見る前に、まずはご連絡いただくことがとても重要となります(^v^)
本日のブログ担当は看護師の石川でした~(=^・^=)
