ソノサージ
血管を止血しながら組織を切断してくれる超音波メスと呼ばれる機械です。体の中に糸を残さなくてよく、手術時間も短縮され、出血も抑えられる素晴らしい機械です。また、肝臓の手術などの危険性の高い手術も出血のリスクを最小限にしてくれます。
内視鏡
胃内の異物(おもちゃ、靴下など)を胃や腸を切開しないで取り出す装置です。
また中々治らない嘔吐や下痢などの精密検査にも使用します。
使える場合が限られるので、全ての患者さんに使用できるわけでは無いですが、あると便利な一台です。
人工呼吸器
手術の時に使用します。
機械が自動的に動物の呼吸を管理してくれるので、手術中に呼吸が止まってスタッフが慌てることがありません。
頼れる一台です。
電気メス
手術の時に使用します。
細かな血管などはこれを使用することで、手術時間を短縮できます。
VAIO300
電気メスの上位機種です。
普通の電気メスよりも対応できる手術が広がります。
血球計算機
血液検査に使用する機械です。
実は一般的な血球計算機は大まかな結果は出ますが、細かな部分はわかりません。
この機械は一般的な機種よりもより詳細に血液の状態を教えてくれます。
血液生化学検査機械
身体検査で分かることは非常に多いものですが、病気の初期を身体検査だけで捉えることはなかなか難しいものです。
この機械は、そんな病気の初期や身体検査から疑われる病気をハッキリさせるために使用します。
また健康な時から定期的に血液検査を受けることで、その子の持つ個別の正常値が分かってきます。色々な犬種や猫種の大まかな正常値と比較するよりも、非常に効果的です。
ICU
呼吸がつらい子や大きな手術の後にしようします。酸素濃度を高くしたり、室内温度を温かくしたり、涼しくしたりできます。
見ている方もつらくなりますが、もうひと踏ん張りです。
レントゲン照射装置
レントゲンは画像診断の基本です。
血液検査は万能ではありません。大きなガンがあっても血液検査は正常、、、という事はあります。
画心臓や肺、骨を見るのが得意ですが、全体像もある程度、把握できるので客観的に動物達をみることができます。
デジタルレントゲン
今はレントゲン画像はコンビューターでみる時代になりました。
各診察室でレントゲンをお見せしながら説明することができます。
超音波検査
超音波検査はレントゲンのように広い範囲を客観的に観察するのは苦手ですが、部分的には詳細に観察することが可能です。
心臓、肝臓、腎臓、胃腸、膀胱など様々な臓器の内部まで観察することが可能です。
凍結治療器
小さなイボやデキモノを無麻酔で治療する機械です。イボやデキモノを凍結・融解を繰り返し壊死させます。
トノペン
眼科疾患で使用します。緑内障の診断やぶどう膜炎の診断に用います。
超音波スケーラー
歯周病・歯肉炎・歯石除去の治療に使います。
ポータブルレントゲン
手術中の骨折の確認・膀胱結石の残りが無いかの確認に用います。
電気ドリル
骨折の治療に用います。
ストライカー
やむを得ず骨の一部を切除する際に使用します。