クッシング症候群(別名:副腎皮質亢進症)は、
犬に多いホルモンの病気です。
8歳以上の高齢犬に多く、プードル・ダックス・ボクサー・ビークル・ボストンテリアによく見られます。
副腎というホルモンを出す臓器が過剰に働くことで発症します。
副腎は、脳の下垂体から指令を受けてコルチゾールというホルモンを作ります。
下垂体に腫瘍ができたり、副腎自体が腫瘍化する事によって
コルチゾールが過剰に分泌され、以下の症状がみられます。
・水をたくさん飲む
・尿の量が増えた
・ビール腹が気になる
・左右対称の脱毛
・呼吸が荒い
・無気力
クッシング症候群は血液検査・超音波検査・特殊検査等で診断が可能です。
早期発見・早期治療で上手にコントロールが出来る病気です。
当てはまる症状がみられたら、当院にご相談ください。